アラフォー女子のマユです。
長年勤めたコンビニエンスストアの店員を辞め、スーパーの総菜売り場で働いていました。
でもいろんな理由があって総菜売り場も辞めて、今は介護老人福祉施設で働き日々奮闘しています。ここにはいろんな利用者さんが入所しています。
今日は自分でお風呂に入れない人の入浴日、おばあちゃんの入浴介助の業務でした。最初のころはかなり戸惑った入浴介助も、今はだいぶ慣れて来ました。お風呂はストレッチャーに乗ったまま寝たきりでも入れる温泉風呂と、ふつうのお風呂があります。
今日は2人のおばあちゃんがスムーズに入ってもらえて、2人とも大変喜んでくれました。そのうちの1人は歌を歌いながらのきれい好きなおばあちゃん。お風呂が大好きな80歳を過ぎたおばあちゃんです。若い頃は美人だったに違いないおばあちゃんは、こんな私のことが大好きと言ってくれます。
確かに人によっては入浴介助は大変な業務です。また、入浴介助ってもっともっと大変なイメージがあったけど、利用者さんから大好きと言われたりすると、そういう時は入浴介助が楽しかったりもします。
入所のおばあちゃんたちは、あまり明るい色の服を着ている人が少ないせいか、私がピンクで花柄のエプロンをしているだけなのに、それ可愛いって喜んでもらえます。「あんた私の若い頃に似てるね!」って77歳のおばあちゃんにも言われたりします。
お風呂を嫌がるおばあちゃんへの対応も考えます。
「お風呂に入りたくない」というおばあちゃんには、必ず「入りたくない理由」があります。しかし介護する側は、「今、入浴させないと」「なんとしても入ってもらわなければ」という意識になりがちです。
私はお風呂を拒否されたときには深呼吸をひとつして、まず理由を聞くようにしています。人によっては「おっくうだから入りたくない」と言う人もいます。そして理由がわかれば、お風呂に入ってもらうためのヒントが見つかる場合が多いです。こっちだって大変なのに!とは、思わないようにしています。
人間歳をとると体力が落ちてきて、入浴にともなう動作がつらくなってきているのです。つらければ億劫や面倒になる気持ちも理解できます。そういうおばちゃんが多いです。
入浴介助業務の翌日は首や腰が痛い時もあります。でも入所のおばあちゃんたちに励まされ喜んでもらえると、また頑張ろうという前向きな気持ちになります。
明日は遅番です!マイペースで頑張ります。